災害時の栄養補給についてまとめなど(長文失礼)
今回の地震や津波で被災されたみなさま、あらためてお見舞い申し上げます。
発生から7日目。栄養士の多くが「災害時の栄養補給」に関する各自の知識を、
Twitterでつぶやいているのを見て、なんとかまとめにできないかと。
めぐさんのご協力と迅速な対応のもと、
下記のまとめサイトができました、ぜひご活用ください!
めぐさん、本当にありがとうございました!
災害時の栄養補給についてまとめ
mixi版もできています。
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それから、海外の栄養士さんの多くが日本のことを気にかけてくれています。
海外からは、東京でも甚大な被害があるように見えていたようで、
「私は大丈夫なので東北を応援してください」と伝えました。
ふと、一緒に何かできないかと思って、オーストラリアのEmma Stirlingさんに質問。
「日本人でも災害時の食事の知恵を募っているけれど、
海外でも何か良い知恵はありますか?」
すると色んな方に告知をしてくださり、下記の記事を教えて頂きました。
Eucale Stanesさんも同じ記事を紹介してくださり、
Google翻訳でなんとか訳してくれたドキュメントを送ってくださいました。
この記事にはこれまで海外で甚大な被害をもたらした災害に触れていて、
NZでの地震でも日本人を含む多くの犠牲者が出てしまいましたが、
自分がこれまで何もできていなかったことを反省しました。
同時に、海外のみなさんの日本を思う大きな心に感動。
祈っていれば自然に行動につながることも多いけど、
具体的にアクションを起こすかどうかで全然違いますよね。
あらためて、できることから行動していきたいと実感しました。
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では、お二方が教えてくださった記事を掲載します。
(補足)
下記は、海外でのGI値に配慮した災害時に適した食材・料理についての記事です。
GI値が高いものは食後血糖を上げやすく、またより一層空腹感を高めるので、
なるべくGI値が50以下のものが腹持ちが良いと思われます。
とはいえ、エネルギーもしっかり摂ることも重要となりますので、
Panasonicさんのサイトも参考にご覧いただけたらと思います。
日本の食文化と異なっていたり、被災地ですぐ活用できるかわかりませんが、
参考になる部分だけでも活用していただけたら幸いです。
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GI Newsより
http://ginews.blogspot.com/2011/02/food-for-thought.html
【Tips】
冷蔵庫が使用できない場合もあるので、
缶や瓶を開封後は保存ができないかもしれません。
家族が一回に食べられる量を考慮して作りましょう。
1.缶詰の豆。
ひよこまめ、レンテル(GIレベル31-52)やチリビーンズや
乾燥の豆料理、レンテル、グリーンピースとハムのスープなど。
キャンプ用のガスでも簡単に温められるものがよいでしょう。
2.缶詰の魚類
ツナ、サーモン、イワシ、カニ、エビ、にしんなど。
3.缶詰の肉類や肉料理
チリビーフやラビオリ、ミートソース(ボロネーズ)や
ブロス(肉や野菜を煮だしたスープ)など簡単に温められるもの。
4. 缶詰や瓶詰めの果汁漬けの果物類(GIレベル42から54)
りんご(GI29)、アプリコット(GI31)、なつめ(GI39-45)
果物とミックスナッツ(GI15)
フルーツストラップス(果肉を食べやすく伸ばしたもの)(GI35-40)
もも(GI35)なし(GI43)プルーン(GI41)ソルタナ(GI54)
トロピカルフルーツとミックスナッツ(GI49)などのドライフルーツ
5.缶詰や瓶詰の野菜類
アーティチョーク、アスパラガス、たけのこ、ビーツ(GI46)、
キャベツ/ザワークラウト、ピーマン、ニンジン、コーン(GI46-48)、
マッシュルーム、豆、トマト。
6.ナッツ(塩分のないもの)、種実類など。
7.シリアル類
フルーツとナッツ類が混ざったミューズリー(GI49--55)、
ミューズリーバー(GI48-54)
8.全粒粉のクラッカー、全粒粉のパン(GI46-48)、
オートミールビスケット、トルティーヤ(GI51-53)
9.粉末の牛乳、UHTミルク、ミロ(牛乳と混ぜるとGI36-39)
10.もし、加熱することのできる器具(キャンプ用のガスやバーベキュー)があれば、
少量のお湯で調理できるのでオプションを広げることができます。
インスタントヌードルや調理済みのバスマティブラウンライス(玄米)(GI52)など。
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翻訳には、栄養士のゆうりさん、通訳のNamiさんがご協力くださいました。
みなさん、どうもありがとうございました。
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【被災地での栄養状況が心配】
直接の被災地はもちろん周辺地域でも物流が途絶え、
食料供給が行き届かないという、もどかしい状況の一方では、
都会で保存のきく食料品が買い占められているという矛盾。
停電なんてほんの数時間、しかも幸いにも冬場で、
被災していない私達こそ生鮮食品を必要な分だけ買って使える立場。
岩手の内陸にいる友人も食料や燃料不足について話していましたが、
大きな被害を受けた地域はなおさらに深刻な状況だと思います。
個人レベルで物資を送ることも求められていないのだから、
保存のきく製品は買わず、被災地に流れることを願うべきなのに。
なんとも歯がゆい状況です。
この状況が長く続くとなると、栄養士ならきっと誰もが、
被災地域の今後の栄養状態について、気になっているはずです。
確かに今は手に入るものを口にできるだけでも重要なことですが、
たんぱく質不足(特に高齢者の方々)が懸念されます。
非常食ではどうしても炭水化物が中心になりがちなので、
糖質代謝にかかわるビタミンB1などの欠乏が予測されますし、
それ以外にも多くのビタミン・ミネラルが不足すると思われます。
多くの栄養士が、できることなら現地に赴いて、可能な限り、
被災地であってもなんとか食材を調達して、
栄養バランスを考えた温かい炊き出しを提供したい、
という思いでいることでしょう。私もその一人です。
でも、実際にはできない。募金をしたり願ったりするしかない。
都会にもたくさん不安はあるけれど、まだ食事を選ぶ余裕があります。
被災地のみなさんに届けるべきは、ただ空腹を満たすための食材ではなく、
この大災害をなんとか乗り切っていただくための「栄養素」を含む食材です。
もちろん、私達自身も元気を保たないと復興のお手伝いはできません。
各自の適切な健康維持と被災地への思いやりの両軸を動かしていきたいですね。
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【がんばろう、管理栄養士】
最後に。
twitterでもつぶやきましたが、ちょうど今週末は管理栄養士国家試験。
試験を控える皆さん、この状況下での受験本当に大変だと思います。
食べることが生きることにつながる以上、知恵・工夫を必要とされる大事な資格。
先の栄養不足を招かないための知恵、災害に備えて有病者が確保すべき食料など。
だから今は、試験勉強頑張って。応援しています。
ほんと、日本の栄養士だけでも力を合わせれば大きな力になると思います。
そのうえ、世界中の栄養士の協力があれば、もっと大きな力になる。
あらためて思います。 「食べることは生きること」
One for all, all for one. 《Pray for Japan》

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